ベルギー国の名において同志としての挨拶を行いたい。フランダースでもワロニアでも、都市においても田園でもある一つの感覚が我々の心を結ばせている。愛国心である。
我々の心にある一つの幻影が浮かんでいる。我々の独立が危機にさらされている。ある一つの義務が我々の意志を拘束している。徹底した抵抗の義務だ。
このような重大な情況で二つの徳目が欠かせない。静かなしかし揺るぎない勇気とすべてのベルギー人の統一した意志だ。この二つの徳目はすでに示されている。情熱に支えられた国家の眼前で輝かしい外観をとっている。
わが軍の非のうちどころのない動員、志願兵の募集情況、民間人の献身、出征兵士家族の自己犠牲はベルギー人の勇気をあますことなく表現している。
今が行動の時期だ。
議会の紳士諸君、人々の犠牲的な精神と一つになり行動をともにすることを要請する。諸君はすでに戦争と公共秩序の維持のため直ちに必要ないくつかの方策をどのように講ずればよいのか理解していると思う。この国で義務に従わない人間は存在しない。
もし我々がその義務を遵守するため努力してきた中立を侵犯し、外国人が我々の領土に侵攻するならば、すべてのベルギー人が国家への絶対的な信任を授与された立憲君主と政府のもとに結集することを見ることになるだろう。
私はわが国の運命に自信がある。自らを防衛しようとする国家はすべてを克服できる。そのような国家は決して滅びない。